私は大学生の時からゲームを作りたいと考えており、そろそろライフワークとして開発の練習をすべきかと唐突に考えた。ゲーム開発の定番アドバイスには、「まずは一本完成させろ」というものがある。その言葉に従って、小さい2 D ゲームを ebitengine と ComfyUI(画像生成ツール、ローカルで実行)で作ることにした。

題材には、ピンボールを選んだ。完成品は、とにかく面白くなかった。Windows のピンボールに熱中していた頃が嘘のようだ。そこで、過剰演出で人を楽しませるパチンコに変更した。これまた面白くなかった。面白くはないが、LLM を使えば容易に形にできるし、画像生成プロンプトでキャラがそこまでブレないことが分かった(好みのキャラが作れているか、と言われれば違うが)。画像から AI 臭さを抜く方法は、まだ調査中である。今回は、一旦ギラつかせた。

ebitengine で作ったパチンコ
パチンコの画像(Atlas Covered 3)
パチンコの画像(Hero Omen)

面白さを足すのには、ドメイン知識がいる。私はパチンコをしないので、何が面白いのかを理解できていなかったのが不味かった。途中で気づいたのは、当たりの穴に玉が入るかどうかをハラハラしながら見守るのが楽しいのだ。パチンコのシステムは、ユーザーに「惜しい」と思わせたり、「来るか来るか?」と手に汗握る演出や物理演算で期待を煽るべきだ。上げて下げる、みたいな手法も有効だろう。現実だと現金が溶けるが、私が作ったパチンコは金銭的に背負うものがないので真剣味に欠けやすかった。さらに、基本的に放置すれば玉が増えるので、全く感情が動かなかった。

物理演算が雑で変な場所に玉が飛んだり、どこに玉が入るとボーナスタイム(?)になるのかが分かりづらい見た目は、論外。作り込んでいくうちに「2 D より、3 D の方がやりやすいな」と真理に辿り着いて、途中でパチンコの開発を中止した。総括としては、初期ドラクエぐらいの RPG を作れそうだけど、ゲーム性をキチンと定義しないと、電気代とトークンの無駄になりそう。今、頭の中にあるのは、初期パラメータを決めたら勝手に世界が自動構築されるゲーム。SIMPLE シリーズ・THE 創造主。