jsonize の記事が一定量読まれたため、各コメントに対して振り返っておく。意見は、おおよそ以下のパターンだった。

  • 構造化パイプ派:Nushell、PowerShell との比較
  • 既存ツール比較派:jc、jo が対象
  • 発展案:Where-Object、ForEach-Object、MCPへの対応
  • Unix原理主義者:UNIX を分かっていないという指摘
  • 懐疑派:「気持ちはわかる」「jq で加工する以外に用途はあるのか」

上記の中で、構造化パイプや PowerShell 相当の機能は、jsonizeとは異なる抽象化である。導入するとカオスになる。UNIX 原理主義もネタ枠なので無視する。一方、既存ツールとの比較や懐疑的な意見は的を射ている。

既存ツール(jc, jo)も懐疑的な見方をされるツールかというと、そうではない。jo には、別システムへ渡す JSON をシェルから作るという明確な用途があり、jsonize も jz new で同じ使い方ができる。jc は CLI としては jq との連携が中心だが、Python ライブラリとして Ansible などの自動化基盤にも組み込める。

jsonize は jo の用途をカバーできる一方、ライブラリとしての jc とは同じ土俵に立ちにくい。特に Goなら、コマンド出力を自前でパースして構造体へ詰めたほうが早い場合も多い。この手の話は、一旦放置していると、ふと妙案が思いつくので暫くは静観する。下手に機能を足すと、ツールとしての方向性がブレる。