80’s に登場・活躍した邦楽バンドの中では、ヴィジュアル系バンドが好きだ。私の中では、X JAPAN、DEAD END、Gargoyle、AION、BUCK TICK が殿堂入りポジション。他には、ボーカルから DIO の影響が感じられる ANTHEM を愛聴していた。聖飢魔II、SHOW-YA なども聞くが、キリがないので割愛する。そのようなバンドと比較して、VOW WOW に対する私の評価(2010年頃の評価)は、さほど高くはなかった。ブルージーであり、スラッシュメタルのように激しくはなく、歌唱と演奏は上手いがハマりどころがなかった。しかし、最近ふと気づいた。「VOW WOW は、Rainbow(Ritchie Blackmore)の影響を受けていないか?」と。

私は二つの虹(もう一つは L’Arc~en~Ciel だ)を聴き込んでおり、VOW WOW 初期の三作はキーボードとギターから Rainbow や Deep Purple の影響を感じ取れる。“MASK OF FLESH (Masquerade)“にいたっては、「Rainbow のカーボンコピー」と評されるレビューがあるぐらいだった。この事実に気づいてから、VOW WOW をリピートし続けている。不思議なことに、日本人がギターとキーボードの掛け合いを行うと、演奏に遊びがあるはずなのにタイトさを感じる。日本人らしさを感じるプレイといれば、Who do They think We are ? -A Tribute to Deep Purple From Japan に収録されている Burn であり、色んな元ネタを踏まえた完コピ演奏である。

今回は、音の捉え方を変えただけで、VOW WOW への評価が大きく変わった。評価軸、大事だね!