実験管理(experiment tracking)

実験管理(experiment tracking)は、機械学習モデルの学習を「再現可能な記録」として残す仕組みである。1 回の学習を「実験(experiment)」と捉え、そこに入った設定(hyperparameter、データセット、コードバージョン)、出てきた結果(metric、可視化、学習曲線)、副産物(学習済み weight、前処理後データ、評価レポート)を 1 セットで保存する。 ...

2026年5月26日 · 6 min · nchika

モデルレジストリとバージョニング(model registry)

モデルレジストリ(model registry)は、学習済みモデルに「名前 + バージョン + ステージ」を付けて中央管理する仕組みである。コードの世界での Git や npm レジストリに相当するもので、機械学習モデル特有のメタデータ(学習データ、ハイパーパラメータ、評価指標、承認者、デプロイ履歴)も一緒に管理する。 ...

2026年5月26日 · 7 min · nchika

推論サービング(inference serving): バッチ推論とオンライン推論

推論サービング(inference serving)は、学習済みモデルに本番トラフィックを流して予測を返す仕組みである。設計の最も大きな分岐点は「リクエストが来たらすぐ返す(オンライン推論)」か「データを溜めて一気に処理する(バッチ推論)」かの 2 系統で、どちらを選ぶかでアーキテクチャ・コスト・モニタリング設計がすべて変わる。 ...

2026年5月26日 · 9 min · nchika

データドリフト(data drift / concept drift)

データドリフト(data drift)は、本番運用しているモデルが時間の経過とともに精度を落としていく現象の総称である。学習時には観測できなかった「入力データや入力と出力の関係の変化」が本番で起きるため、コードもモデルも変えていないのに性能が劣化する。 ...

2026年5月25日 · 7 min · nchika

モデル性能劣化の監視(model performance monitoring)

モデル性能劣化の監視(model performance monitoring)は、本番運用しているモデルの予測品質を継続的に観測し、劣化を早期に検知する仕組みである。学習時の精度は本番でずっと維持されるわけではなく、データドリフト や仕様変更で時間とともに落ちていく。劣化に気づかず放置すると、ユーザー体験やビジネス指標がじわじわ悪化し、最悪の場合は気づいたときには手遅れになる。 ...

2026年5月26日 · 9 min · nchika

再学習パイプライン(retraining pipeline)

再学習パイプライン(retraining pipeline)は、本番のモデルを「新しいデータで再学習 → 評価 → デプロイ」の流れを自動化した仕組みである。一度学習したモデルを永遠に使い続けることはできないため(データドリフト のノート参照)、定期的に新しいデータで作り直す必要がある。これを人手でやらずにパイプラインとして組むのが MLOps の中核作業の 1 つとなる。 ...

2026年5月26日 · 7 min · nchika