Sidecar - アプリケーションへ機能を足す補助コンテナ

Sidecar とは、主となるアプリケーションのコンテナと同じ実行単位へ一緒に配置し、そのアプリケーションへ機能を足す補助コンテナです。ログの転送・設定の取得・通信の暗号化のような、業務ロジックと直交する処理を担当します。ここで言う実行単位とは、同じマシンへまとめて配置され、まとめて作られ削除されるコンテナの集まりを指します。中には複数のコンテナを置け、それぞれを独立したコンテナとして設定できます。コンテナの配置とライフサイクルを管理する基盤は、ここでは実行基盤と呼びます。Kubernetes や Amazon ECS がこれにあたります。ここでは 1 台のマシンへ同居させる構成だけを扱い、複数のマシンへまたがるLeader and Followersのようなパターンは対象外とします。 ...

2026年8月8日 · 更新: 2026年8月8日 · 13 分 · nchika

Ambassador - 外部との通信を仲介する補助コンテナ

Ambassador とは、アプリケーションのコンテナと同じ実行単位へ配置し、外部との通信を代わりに引き受ける補助コンテナです。通信を代わりに受け取って転送する物をプロキシと呼び、Ambassador はその 1 つです。例えばアプリケーションから外へ接続する構成では、アプリケーションは localhost の 1 つの宛先へ話し、実際の接続先が何台あるのか、どれへ振り分けるのかは Ambassador が判断します。同じ実行単位のコンテナがネットワークを共有する構成では、隣のコンテナへ localhost で届きます。共有するかどうかは実行基盤と設定で決まります。実行単位(同じマシンへまとめて配置され、まとめて作られ削除されるコンテナの集まり)と実行基盤(コンテナの配置とライフサイクルを管理する基盤)は、Sidecar と同じ意味で使います。 ...

2026年8月8日 · 更新: 2026年8月8日 · 11 分 · nchika

Adapter - アプリケーションの出力を外向きに揃える補助コンテナ

Adapter とは、アプリケーションと同じ実行単位へ配置し、外から見える出力とインターフェースを統一する補助コンテナです。アプリケーションのコードには手を入れず、外から見た形だけを揃えます。実行単位(同じマシンへまとめて配置され、まとめて作られ削除されるコンテナの集まり)・実行基盤(コンテナの配置とライフサイクルを管理する基盤)・volume(同じ実行単位の複数のコンテナから同じ内容が見えるファイルの置き場)は、Sidecar と同じ意味で使います。同じ実行単位のコンテナはネットワークを共有する設定にできるため、隣のコンテナへ localhost で届きます。 ...

2026年8月8日 · 更新: 2026年8月8日 · 11 分 · nchika