
【Golang】spf13/cobraが提供する入力補完(shell completion)をファイル形式でインストールする方法【bash, zsh, fish】
前書き:spf13/cobraのシェル補完は便利 本記事は、spf13/cobraが提供する「シェル補完(文字列)」をファイルとしてシステムにインストールする例を紹介します。今回の例を実践すると、cobraを用いたCLIコマンドでシェル補完が有効になります。ここでのシェル補完とは、ターミナルでコマンド入力中に[TAB]キーを押すと、自動で単語を補完する機能です。 対象シェルは、bash、zsh、fishです。PowerShellは、私が詳しくないので除外します。 cobraは、Golang用のCLIコマンド作成補助ライブラリです。代表的な機能は、CLIコマンド実行時にオプション/サブコマンドが指定されたかどうかを判定する機能です。cobraを使用した場合、自動的にcompletionサブコマンドが追加され(例:以下に示すposixerコマンドのhelp参照)、このサブコマンドはシェル補完用の文字列を出力します。 ...
